メイン

2007年04月29日

●よもやま話「もうじき5月」

  千本桜のシーズンも過ぎ、赤城南面に静寂が戻りました。しかし、天候不順は続き、真冬並みに戻ったり…そうなんです!4月18日には赤城温泉付近に雪が降ったんです。

  昔から5月の八十八夜は「分かれ霜」なんて言葉があるくらいですから、無理も無い事かと思います。八十八夜には「アンピン餅」を蚕神様にしんぜるなんて事をしましたが、蚕を飼わなくなった昨今、アンピン餅をつく家があるのでしょうか?

  5月5日は、お節句です。流石にこの日ばかりは可愛い孫の為にと鯉のぼりを上げます。しかし、ショウブとヨモギを神棚に供える、そんな行事も既に消え去ってしまったのでは無いんでしょうか。

  三夜沢赤城神社、春の例大祭が催されるのもこの日です。境内では、子供達による、剣道、空手の奉納試合が行われます。その他、神楽殿では神楽舞いが踊られます。踊り手が撒くお菓子を拾う子供達の笑顔が何とも言えない程、可愛いいんでよ!!

  機会がありましたら、是非、5月5日に三夜沢赤城神社にお出掛け下さい。

  そして、5月8日は赤城山の山開きです。昔は近郷の村人が赤城を目指して、早朝より長蛇の列…その事を知る人も段々と少なくなりつつあります。

  青年団と言う言葉も聞かなくなって久しく、そして婦人会と言う言葉が今年から消えました。過去数百年連綿と続いていた行事や何もかもが、大きなうねりの渦の中に消えようとしています。まあ春が来れば、次は夏に変わり、そして秋から冬にと変わるのだから、輪廻転生は世のならいです。屹度、次なる世は…どんな世界に変わるのか…私らには知るよしもない…。でも、良いものは永久に後世に伝えて貰いたいものです。

●赤城山の花々

露天風呂の屋根を覆い隠す様にアケビの花が咲いています。このアケビも自然に生え大きくなったんです。風呂に入りながら、上を見上げると、ヤシオツツジが咲いております。
また、オニシダも芽を出し始めています。



情報提供 御宿総本家 館主

●赤城神社参道松並木のつつじ群

赤城神社参道松並木内のつつじの様子
  ことしのツツジは、例年に比べて開花が遅いようです。
  陽当たりの良い場所や国道353号線の南では、花がだいぶ開いてきました。

4月29日(日)の様子です。

○国道353号線南側の松並木
4月29日国道南4月29日国道南
4月29日国道南4月29日国道南

○三夜沢町信号付近(国道353号線北)
4月29日国道北 三夜沢町信号付近4月29日国道北 三夜沢町信号付近

○清流の里付近(国道353号線北)
4月29日清流の里付近4月29日清流の里付近

○ひるねの森付近(国道353号線北)
4月29日ひるねの森付近4月29日ひるねの森付近