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2007年03月02日

●よもやま話「柏倉の大崎屋敷の郭を訪ねて」

大崎正夫家  柏倉の大崎正夫家を訪問した。門構えや母屋の造りもなかなかの物である。
  大崎正夫家は、大崎長門家の新宅との事、江戸時代には名主を務めた事もある由。右隣りは「大崎金兵衛」と言う表札が掛かった廃屋がある。この建物は長屋門になっていた。この建物も往時はなかなかの構造物で大崎一族が如何に優勢であったかを知る事が出来た。無断で敷地内に立ち入り、大崎長門家裏山をぐるっと拝見させて貰ったが、大崎長門屋敷を含むこの一帯は、砦の様相を呈しており(柏倉の砦・大崎屋敷)、裏山を散策させて貰ったお陰で、その様子をつぶさに知る事が出来たのは収穫だった。
  大崎金兵衛氏(故人)は鼻毛石で薬局を営む傍ら、宮城村商工会長等も歴任した人物で、息子さんは現在、群馬県理事・産業経済担当の大崎茂樹氏である。
  一門の歴史に付いては既に記しているので省略させて戴くが、何れにしても戦国時代から江戸時代を通して、この一帯の指導者として常に先頭を走っていたのは事実である。現在の市議会議員・大崎美一氏や県議会議員・中村紀雄氏夫人も同門の出である。

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