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2006年03月18日

●ようこそ交流村へ*宮城地区見学会

 14日に行われた宮城地区文化財探訪に続き、3月17日(金)、前橋市歴史・文化財学習団体連絡協議会、(会長 阿久津宗二先生)主催の「市内見学会」が、雨交じりの強風が吹きすさぶ中、約50名の市民の方々が参加し開催されました。講師は前回同様、東宮惇允氏です。
 この日は国指定の「阿久沢家住宅」、次ぎに近くにある「阿久沢家墓地・板碑石塔群」、次は「赤城神社」へ向かいました。本当に風雨が強く、又、寒く大変でした。それから、苗ケ島町の金剛寺へ向かい、本堂周辺を散策してから「東宮鉄男大佐の墓地」を見ながら、「斉藤多須久の自宅跡と碑」を歩いて見て回り、金剛寺の本堂に上がり、場所をお借りし昼食をとる事に。
 食べながら志田住職の説明をお聞きしたり、前回同様、秘仏の「掛仏」を拝見させてもらいました。食事後は参道を散策しながら南下、東宮家門前の「芭蕉句碑」、次ぎに馬場町へ向かいました。
 馬場町の稲荷神社境内にある「あ、うん石仏」、「馬頭観音」、そして、大きな石殿について会長の阿久津先生が、これは、地蔵信仰に関係あり、直線上に地蔵岳があると、室町位迄遡る物であろうとの説明がありました。この辺には神社の他に「観音寺」と言うお寺があったそうです。
 それから、「馬場の大灯籠」、吉川商店前の「馬頭観音」を見てから、大前田町の世良田薬師の阿弥陀像」を見て、鼻毛石町の「赤城寺」に向かいました。赤城寺では中沢住職が説明をして下さいました。
 「北爪將監供養塔」、「鼻石」、「爪ひき不動尊」等々を見学し帰路につきました。
 金剛寺を出る頃には、何んとか雨も上がりホットしましたが、寒い一日でした。
 先月文化財保護課で宮城地区の石造物調査をしましたが、その時の調査の専門家が今回の主催者代表の阿久津先生です。

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