●よもやま話「胃腸回復」
三夜沢赤城神社、東の宮・宮司の奈良原家にこんな記録が残っております。
「天保十巳亥四月廿一日、松平大和守様湯ノ沢ノ湯汲ニ御役人弐三人遣シ、此中ニ大胡城番高山万右衛門殿杯モ登リ申候、此時モ御初尾金壱両差上、社中不残ニテ御祈祷仕候、前々ハ三度湯汲ニ登リ候ヘドモ、西宮ヘハ御祈祷御頼ミハ無御座候処、此節ハ西社中ヘモ御初尾金壱両差上祈念イタサセ候、・・・」
現代風に拡大解釈し翻訳すると、「最近市長、公務多忙にて胃の調子が悪いので、藩医の加賀美先生(竜藏寺村)に見て貰ったら、市の北東部にある、赤城の温泉から湧き出すお湯がとっても良いから、汲んで来て飲んで貰った方が良いとの先生の教えに依り、秘書課の職員2〜3人と大胡支所長の高山さんで、赤城温泉・御宿総本家の東宮さんの所へ温泉水を汲みに行った。途中、三夜沢の赤城神社に寄り、宮司さん達に市政の益々の繁栄と市長の健康管理が旨く行くように祈祷して貰い、御礼に御初尾金十万円、お米、お酒、お菓子を神社に奉納した。」このような記録であります。
お湯汲みは過去三回行われていました。又、神社の祈祷に付いては、西の宮に付いては過去一度も無かったのですが、今回は西宮にも同様なご祈祷依頼があったようです。
事実、赤城温泉のお湯は胃腸病等に特段の効力があります。そうです、あのサイダー水なんです。機会があったら、お試しあれ!!