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2007年05月26日

●よもやま話「赤城の主出没」

  数日前に忠治温泉付近に熊が出没したようで、杉の木の皮をザックリと引き剥がし、生々しい痕跡を残していました。十数年前にもその付近より上の方で目視されています。赤城温泉付近に熊が出没したと言う記録はあまりありません。しかし、粕川町の中之沢地区には昔から良く出没し、農作物に被害を与えていました。
  赤城山には二ヶ所の棲家があると伝えられています。一ヶ所が粕川の源流の小沼周辺だそうで、そこに棲む熊が尾根伝いに中之沢に下りて来て農作物を荒らしているというものです。もう一ヶ所の棲家は鍋割にあるとの事で、そこに棲む熊が富士見村に出没したり、荒山の南斜面を動き回り柏倉などへ出没するんだそうです。宮城公民館に展示されている熊もその一族でしょう。
  赤城温泉付近に出没しだしたのは、忠治温泉〜滝沢温泉間に橋が出来たからではないでしょうか?その様な気がいたします。熊と言うのは一日に30キロ位動き回ると聞いた事がありますが、かなり広範囲に動き回るんですね。赤城山にはあまり食料になるような物が無く、彼等も生き残る為に必死なんでしょう。
  昨年は各地で熊出没と言うニュースが流れ、多くの熊が殺されました。できますれば、赤城の主は殺したく無い、何とか絶滅だけは回避したいですね。

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