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2006年05月22日

●よもやま話「真言宗・赤城寺…は真言宗だったのか??」

 鼻毛石町字鼻石に、この寺はある。
 村史によると、
一、名称・八幡山 薬師院 赤城寺 新義真言宗豊山……(略)、
一、本尊 大日如来(金剛界) 薬師如来(火災のため現在なし) 仏像 両大師 十一面観音 
一、由緒 元赤城山宿の平(現忠治温泉・赤城塔あり)にあり石上寺と称する。元和8年円清上人の開基。
(詳細は村史を見て下さい。)

 何故、「せきじょうじ」と言うか??
 旧跡地に何故、赤城塔があるのか??
 赤城了需が天童山で、師(長楽寺・月船和尚)の十三回忌を雲外に依頼し、行った4年後…。大前田・世良田薬師と赤城寺の関係は今でも深い関係を保っている。薬師様の境内にある「宝塔」の一つ…塔身が太鼓の胴状の物…赤城塔??と称する人もいるが、上部にくびれ…首部が無い。この塔と同一の宝塔が、赤城寺にある。
 赤城寺に何故、赤城塔が無い??今回調査したら…ありました!!赤城塔の塔身部分が…間違いありません。その他の部分はありませんが、ただ、塔身の四方に削られた様な傷が??
 赤城了需(せきじょう・りょうじゅう)との関係??間違いなく、了需死後の赤城門徒との関係を如実に…。
 であるならば、赤城寺が旧跡地で開基された頃は「天台宗」であった筈…。

 あの相輪が舞い込んでから、霞の向こうから…数百年の歳月を超して、赤城門徒の人々の声がきこえて来るような!!
 世に出して呉れ!!と…。

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