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2006年05月06日

●よもやま話「オコソ頭巾の双体道祖神」

 馬場町の信号を北上し苗ヶ島町に入り、左に苗ヶ島神社、右に霊松山金剛寺、更にドンドン北上すると道路は左右に分かれる。右端に滝沢不動の石灯籠がある。そこを右に北上すると、クローネンベルク方面へ(滝沢不動尊への街道)。左を北上すると、またすぐ道路は左右に分かれている。直進道路はすぐ電力中央研究所の正面入口付近でT字路に、左右は国道353である。
 さて、少し戻った三叉路付近へ…。右側を進むと、すぐ千本桜にたどり着く(赤城温泉方面、旧称、湯の沢街道)。左側はその辺りから、三夜沢・赤城神社への参道松並木の起点であり、片並木と称し、桐生・大間々方面からの赤城神社への参道となっていて、昭和40年代迄、松の大木がかなりあったが、既に、その痕跡はない。残念であるが仕方がない。
 分岐点の右側に古い道しるべの石柱がひっそりと立っている。片並木は電中研の敷地を横切る様に突っ切り北上、荒砥川の手洗橋へ、そこが苗ケ島との境である。橋を渡ると、三夜沢分になり、わずかで「一の鳥居」へ出る。そこで、大胡方面からの大門松並木に合流する。また荒砥川の苗ケ島側に戻ってもらうと、その境にあった「石造物」が村人の手により金剛寺に移されている。
 「オコソ頭巾の双対道祖神」等々である。道祖神は村に悪霊等が入り込まない様にと、村の結界(村境)に安置されていた石仏だそうです。私が友人から頂いた木像もネパールに伝わっていた同じ意味を持つ神様である事が分かりましたが、何処の国でも同じ事を念じるものなんですね!!。

[前橋市指定重要文化財 双体道祖神:苗ヶ島町金剛寺境内]
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金剛寺案内マップ

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