« 苗ヶ島町桜まつり*金剛寺の桜 | メイン | よもやま話「桜肉」 »

2006年04月10日

●輿懸の森(神事)

 平成18年4月9日(日)、柏倉町の前橋市指定史跡「輿懸の森(おこしかけのもり)」において、恒例の神事関連行事が行われていました。
 場所は、赤城神社参道松並木の始まる少し手前の森の中です。以前は、松が生い茂る林の中にありましたが、ここ数年、松食い虫の影響で往時の面影が無くなってしまいました。
 この行事に付いては、私が書くと話が長くなるので、旧宮城村教育委員会が発行した「宮城村の文化財」と言う小冊子に簡略した説明文が掲載されているので、それを引用させてもらいます。

 「毎年4月と12月の初の辰の日に柏倉地区の阿久沢家の人々は、わら宮を建て、まわりを掃き清めて、前橋市二之宮町から三夜沢へ向かう神衣(かんみそ)を安置するならわしをもっている。「赤城太神宮御鎮座略本紀」によれば、この日(4月と12月の初の辰の日)は、二之宮では蚕と木綿(ゆう)の祭りで、木綿を作る人と機(はた)を織る人がいて、神衣を制作したとある。」

 ちょっとわかりづらいでしょうか? ゴジンコウサイという祭りは、二之宮から大胡神社へ寄り、休憩場所として、ここえやって来ます。そして赤城神社へ向かいます。昔は徒歩でしたが、今はマイクロバスです。
 写真は一行を阿久沢一家の人々がおもてなしをしている所です。
[情報提供:宮城地区住民の方]

kosikake060409-01.jpgkosikake060409-02.jpg

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.hurusato-miyagi.jp/plog/mt-tb.cgi/1422

コメントする

(初めてのコメントの時は、コメントが表示されるためにこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまでコメントは表示されませんのでしばらくお待ちください)