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2006年04月30日

●よもやま話「5月5日」

 いよいよ5月です。男の子のお節句がやって来ます。何処の家でも、鯉登りが天高く舞い始めます。
 鯉の瀧登りは、生まれた男の子が鯉のように川や瀧を万難を排し、川上に登る様に、出世してくれます様にと願い、掲げるんだそうです。
 ところで、男の節句は何故5月5んち・・・?
 こんな話を聞いたか、読んだ記憶があります。
 昔、昔、中国では5月5日に生まれた子供は、不吉な子供として始末されたり、捨てられたりしていたと…。
 あるお坊様がその事を憂い、何んとかそんな迷信を止めさせようと、作り話を流布したそうです。どんな話かと言いますと、昔々、ある農村に貧しい若夫婦が住んでいたと、しかし、なかなか子供が授からず悩んでいたところ、ついに待望の男の子が授かったが、生まれた日が5月5日・・・!。夫婦は悩み苦しんだとか・・・そして、遠くに捨てようと、きっと誰かに拾われ、大事に育ててもらえるように念じながら・・・。
 捨てたは良いが心配になり、その場所に戻って見ると既にどなたかに拾われ、連れられて行く後ろ姿・・・。後年後、その若者は中国で有名な武将に成ったとか、その武将は、捨てる時両親が書き記した御札を、肌身離さず身に付けていた・・・との話をです。
 そうそう、話は違いますが、東宮鉄男大佐はあまり宴席での芸が無く、「鯉の瀧登り」と称しては、頭から徳利の酒をかぶったそうです。

koinobori060430-05.jpg

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