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2006年03月07日

●よもやま話「大前田気質」

 大前田「おおまえた」と読みますが、地元の人は「オオマイタ」と言う方もおります。「え」より「い」の方が発音しやすいからだと考えられます。しかし最近「おおまえだ」と発音したり、表記する人が出て来ております。何故か?やはり「おおまえだ・栄五郎」・・・でしょうか?よそから来た人にとって此処は「おおまえだ」なんでしょう。地名の読み方とは難しいものですね。
 何故、この名が付いたかって?・・・多分・・・大きな田んぼがあったからでしょう。旧宮城村の中で一番良い「田圃」がある所で、米が経済の中心であった江戸時代では、一番豊かな土地であったと思われます。
 太田の世良田との関係が伝えられる「大前田・世良田」、そして「世良田田圃」、元宮城村長を務めた中村家には「昔、新田の世良田から移住して来た」との伝承ありと聞いたことがあります。
 豊かな土地には甘い蜜が・・・栄五郎を生み出した下地がそこにあるのでしょうか。大前田の獅子舞も五穀豊穣を願い祝うもの、幕末頃には村の若者が栄五郎に憧れ、また、遊興にふけって仕方が無かったと伝えられております。結構、男気のある土地柄でもあります。
 酒と女と博打だけは御法度と地下の栄五郎親分も・・・屹度・・・程々なら・・・いい・・・なんて?

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【大前田町 大前田栄五郎の墓】

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