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2005年06月19日

●よもやま話「アジサイ寺金剛寺」

アジサイと言えば、その後に必ず「・・・寺」と言う文字が入りますが、赤城南麓交流村にも、そんなお寺があります。苗ケ島町の真言宗豊山派の「金剛寺」です。
鎌倉時代には赤城山中・滝沢不動尊の対岸にあり、江戸時代初期に現在地に移ったそうです。
山門から本堂まで石畳が敷かれ、両側には明治31~33年に地元有志によって当時流行しだした「染井吉野桜」が植えられており、昭和30年代までは露天商も多く出店、それは、それは、賑やかでした。
その賑やかさも時代と共に忘れられておりましたが、20数年前より少しづつ桜の木の間にアジサイが植えられ今日に至っています。今、「金剛寺のアジサイ」は、知る人ぞ知る名所となっています。
境内には江戸時代、信州・伊那谷の石工が造った石造物が多く有ります。必見は他所から移して安置して居る「オコソ頭巾の双対道祖神」これは素晴らしいです。
無名墓地に眠る「伊那谷の石工」の供養の為に「高遠の小彼岸桜」の苗木が最近住職の手により植えられております。
また、江戸時代の侠客「大前田栄五郎」や「東宮鉄男大佐」の菩提寺でもあります。
赤城南麓交流村のアジサイ寺「金剛寺」の花の見頃はこれからですので是非お越し下さい。尚、前村長・桜井さん(赤城南麓交流村会長)と住職・奥様が新しいアジサイの苗を最近、100本近く植えました。「花の村」宣言の一環の事業だそうです。将来が楽しみです。

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問い合わせ先
金剛寺  http://www.raijin.com/kongouji/

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