●よもやま話「赤城南麓の田んぼ」
「今日の赤城山」の写真をクリックして見てもらうと、どの写真も「田んぼ」と「赤城山」が写っていますが、宮城地区はほとんど田植えが終わりました。
小沼を源とする粕川水系を利用するのは、主に苗ケ島、馬場地区と大前田の東部です。赤城温泉・忠治館の横を流れる神沢川は柏倉、鼻毛石の田んぼを潤し、大前田方面や大胡の方に流れて行きます。大穴水系は市之関、柏倉方面を通り流下します。三夜沢は滾々と湧き出る水〈御神水と同じ)が柏倉を通り流下し荒砥川へ、三夜沢は宮城地区で一番早くに田植えをします。
大穴川と神沢川は天神山公園の所で合流、本来はここからが荒砥川と呼ばれていましたが、現在は上流まで荒砥川と呼ばれているようです。江戸時代は「湯の沢川」とも呼ばれていました。
赤城南麓は、水量が少なく「大正用水」「群馬用水」が出来るまでは恒常的に水不足に悩まされていましたが、現在は水争いもなく平穏な日々が続いております。宮城地区の田植えが終わると、大胡地区、荒砥地区など水下で田植えが始まります。
昔の田植えは家族全員・助っ人を頼んでの大仕事でしたが、今は機械が殆どこなしてくれ、往時の思いでは過去の物と成ってしまいました。
田植えの時だけ喰える味噌の付いた白いにぎりめし(シレーニギリメシ)は、うまかったな(ウンメーカッタナー)・・・・・!!。