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2006年10月19日

●よもやま話「誰も知らない??大前田の獅子頭」

 もう秋祭りのシーズンなんですね!春に「不思議な獅子頭」を書いてから既に半年近くが…。
 20年位前、旧宮城村教育委員会の研修旅行で、飛騨高山へ行った事がありました。その折り、「獅子会館」と言う資料館を見学したら「群馬県宮城村大前田の獅子頭」と言う獅子頭に遭遇致しました。その後、折に触れ、その話が出ますが、「誰が・どうして・何処から??持って行ったの??大前田の人達に聞いてみると、その獅子頭の事は知らねー??と…」しかし、そこには、そう書かれ、展示されていました。
 大前田にあった物かどうかも分からない、不思議な獅子頭??なんです。
 多分、何処かの骨董屋が、群馬の大前田…英五郎親分の地元で使われていた獅子舞の…??なんて売り込んだのでは!!そんな不謹慎な発言をすると怒られる…スミマセン、想像で書いちゃあいけませんよね!!
 それともう一つ、その獅子頭、大きな??…実は日本の獅子舞には二つの流れがあるそうで、「伎楽系と風流系」と言うそうです。
 「伎楽系」は獅子の胴体部分に二人以上が入って舞う、二人立ちの舞…多分想像出来るかと…獅子頭が大きく本州中部以西に多いそうです。
 「風流系」とは、関東・東北地方で踊られている鹿舞(ししおどり)と呼ばれるもので、鹿(しし)の頭を被り、胸に太鼓を付けて一人立ちの舞で、太鼓を打ちながら舞う…大前田のはこの踊りですよね!!
 確か、記憶…かすれていますが…獅子会館の獅子頭は大きかった様な記憶が…??大前田の皆さん!!大きな獅子頭、ありましたか??
 獅子舞とは、16世紀頃、伊勢の国で飢饉・疫病が流行、それを追い払う為に始まったものと伝えられているそうです。その後、17世紀に入り、伊勢大神神楽師と言う団体により全国に伝わったとの事。悪魔払いの儀式・祝い事や祭り事・五穀豊穣を祝う為に!

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