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2006年10月01日

●よもやま話「忘れ去られた「湯の沢街道」」

 いよいよ秋…、そろそろ茸が出ているのでは??と忠治館を少し過ぎたカーブの辺りから山へ分け入りました。先年杉の木を切り出す為に、山道が整備されていました。道路から少し進むと右側に、首の無いお地蔵様が二体と石仏が一体静かに佇む様に立っています(文化・文政期の物)。
 この古道は昭和30年代迄の数百年間…いや、それ以上かも知れません。その間、赤城越えをして利根沼田方面への往来に、また、赤城登山や温泉浴客の通い道として多くの人々が踏み固めた道なのです。
 敗戦後襲来した台風被害の復旧の為、営林署による治山復旧事業が始まります。その為、現在の道路が新設されたのです。その完成と共に旧来の道路はお役御免に…そして忘れられて…今日に至ります。
 道中所々に旧道との接点が有りますが、地元の人でしか分からないかも??
 しかし、その人々も既に60歳以上、もうじき誰も知らなくなるでしょう…。そうそう、茸狩りの成果…「ナラブサ」を少々収穫…、とれた場所は秘密??成果だけ!!パチリで御免なさい。

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