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2005年07月01日

●よもやま話「馬場町の稲荷神社」

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馬場町の稲荷神社にはユニークな石造物があります。
「あ・うん」の石仏と言います。むろん市の文化財に指定されています。
阿吽とは梵語で「a-hum」と言い、吐く息と吸う息を表す言葉とのこと。神社やお寺にある狛犬や仁王様の口元を見てもらうと、一体は口を開き、もう一体は閉ざしていると思います。この状態を阿吽と言います。「あうんの呼吸」とは、ここから来ているらしいです。
さて、馬場町の稲荷神社の東隣には、かつて「観音寺」というお寺があったそうです。廃仏毀釈令により部落各所から集められた石造物がたぶんここにあるのだと思われます。
旧宮城村が成立する一寸前、この寺に馬場、苗ヶ島、室沢、月田の4か村の戸長役場が置かれていたということです。

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