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2005年06月29日

●赤城山の花々

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赤城山の、標高500~800M付近では、今、山栗(ブナ科クリ属」)の花が満開です。
匂いで虫を誘うとの事にて、結構きつい匂いがします。
実はとても小さいですが、味は結構うまく、昔は「栗御飯」にして良く食べられました。現在は手間が掛かるので敬遠されているみたいです。
栗材は、昔から、堅く、湿気に強いと言う事で建物の土台、鉄道の枕木等に広く使われておりました。


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夏椿(シャラノキ)の花も咲き始めました。最近は、里の庭木として人気がありますが、元々は山の木です。幹はサルスベリの様な肌をしています。中国からサルスベリが入って来る前は、この木をサルスベリと呼んだ、との言い伝えもあるそうです。


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シモツケ(バラ科シモツケ属)の花も咲き始めました。
この名前は、上野(カミツケ・群馬県)、下野(シモツケ・栃木県)の「シモツケ」から名前を付けたとの言い伝えがあります。
山中では病気は出ませんが、里に移植するとウドンコ病等に侵されます。


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ヤマアジサイ(ユキノシタ科アジサイ属)サワアジサイとも言います。この花も咲き始めました。
谷間の湿り気のある所に咲いています。


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ニワトコ(スイカズラ科)落葉低木の柔らかく、もろい木です。早春には若芽、葉、蕾が食べられます。枝、葉には多くの薬用効果が有ります。今、真っ赤な実を付けて居ります。採石場の近くで撮影しました。

情報提供:御宿 総本家 館主

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